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【お豆通信】vol.87 立春大吉

2021.02.01

 

今年は、節分が2月3日ではなく、2月2日ですね。

私がうんと若い頃、後ろに一日ずれた事はうっすらと記憶に残っていますが、前にずれるのは私の人生で始めて。

その当時、先生がなぜずれるのか教えてくれたような気もしますが、それはうっすらとさえ覚えていません。

では、どうしてずれるのか、ちょっと調べてみました。

 

そもそも日付や時刻が決まるのは、太陽と地球の位置によって計算されます。

地球が太陽のまわりを一周するのに、365日と5時間50分位。
その時間のずれを調整するのが、うるう年ですよね。
それと同じように、節分にもずれがあるのです。

 

その節分の定義は、立春の前の日。
つまり、立春がずれたから節分もずれるのですが、その立春は、冬至と春分の中間点と定められています。

我々は、普段カレンダーを見て、その一日が冬至、春分、立春だと思っていますが、厳密には時刻まで表されていて、

一見同じ日に見えていても24時間の中で変動しているのです。

 

そして、今年はその変動が2月4日の24時間の枠からほんの少しはみ出してしまい、2月3日の23時59分になったので、

2月3日が立春、2月2日が節分になったという訳です。

 

どうです?訳わからんかな?みんな離れてった?
はい、集合〜〜〜。
訳わからん話はここまでです。

 

節分は、皆さんもご存知、「鬼は~外、福は~内」と豆まきで一年の厄払いをします。

当直売所近くの大原野神社では、1月3日から2月2日まで福豆の授与をされています。

その福豆は、受けられた皆様にもれなく景品が当たるくじ引き付きです。

残すところ今日明日のみですか、まだ福豆をご準備されていない方は、この大原野神社がおすすめです。
また、もう一つおすすめのポイントがありますが、後で紹介しますね。

 

さあ、そして翌日は立春。

立春と言えば、立春大吉豆腐の話をしなくてはなりません。

まず立春大吉とは、厄を払い一年間を平穏無事に過ごせます様にとの願いを込められたお札です。

皆様もよく玄関で目にされたり、ご自宅に貼られている方もおありでしょう。

『立春大吉』の文字は縦書きにすると左右対称で、裏からでも同じに見えます。そのことから、

玄関に入ってきた鬼が、まだ家に入っていないと勘違いをして、出て行ってしまうということです。

 

そして、立春大吉豆腐とは。

古来、白い豆腐には、「邪気を追い払い霊力を溜める」と言う言い伝えがあり、節分に豆腐を食べて罪や穢れを払います。

さらに、翌日の立春に豆腐を食べると、清められた体に幸せを呼び込むと言われています。

この両日に食べる豆腐のことを「立春大吉豆腐」と言います。

この謂われから、邪気を払う為には白い豆腐を食べなければなりません。醤油色に染まらない様、

白いまま、もしくは塩をかけて召し上がっていただくのをおすすめします。

 

      

 

豆腐工房うえだ直売所では、1月30日より2月3日まで、大原野神社でご祈祷していただいた大豆を使い『立春大吉豆腐』を販売いたします。

そして、先程じらした大原野神社のおすすめポイントは、明日2月2日に立春大吉豆腐の無料接待を行います。

数に限りがございます。なくなり次第終了させて頂きますので、ご了承ください。

 

 

 

弊社にできる事は限られておりますが、今世界に蔓延する目に見えない鬼を退治すべく、いつも以上に丹精込めて立春大吉豆腐作りに励みます。

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