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【お豆通信】vol.4 お豆を楽しむ!豆腐を楽しむ!

2017.06.16

じめじめじめじめ。曇天に湿気。

 

ついつい頭をもたげたくなる気候ですね。

でもふと紫陽花が咲いている姿を見つけると、梅雨も悪くないな。

なんてすぐに気持ちが切り替わります、上田とうふです。(でも、じめじめもこの季節ならではの風情だと思っています。)

 

 

上田とうふの本社がある、京都・大原野には西国三十三所 第20番札所として知られる、善峯寺があります。

そこには「天空の花園」とも呼ばれる、あじさい苑があり、約1万本の色とりどりの紫陽花が広がっています。

見頃は6月中なので、みなさまお早めに!

 

ちなみに、紫陽花は日数とともに色が変化するさまから「移り気」と言われておりますが、上田とうふはもちろん豆腐に一途です。

 

さて、そんなじめじめ気候まで楽しんでしまう今回は、豆腐の種類第2弾をお送りいたします。

以前はきぬごし豆腐ともめん豆腐についてお送りしたとは思いますが、今回は豆腐の加工品についてお送りします。

 

豆腐の親子?兄弟?製品

 

豆腐に関する製品というと、何が思い浮かびますか?

 

私は真っ先に豆乳が思い浮かびます。

最近豆乳を使った料理にはまっています。

週に2~3回は豆乳料理を口にしている気がします。

 

そんな豆乳は、加工製品というより、豆腐を作る上で必須な、というよりも、これがないと豆腐は生まれない!大元である「母親」とも言うべきものです。

 

豆乳の発祥は中国と言われ、中国では昔からよく飲まれているようです。

 

しかし、日本ではそのような習慣は根付いてきませんでした。

近年はその栄養価の高さやヘルシーさが注目され、日本でも飲まれるようになってきていますね。

市販の豆乳ももちろんおいしいですが、やはり豆腐屋さんの豆乳はとてもおすすめです。

 

ちなみにスーパーなどに売っている市販の豆乳は大手食品メーカーが作るものなので、豆腐屋さんの豆乳は一般には出回っていません。

豆腐屋さんの豆乳はとても貴重なものなので、気になる方はぜひ事前にお問い合わせくださ~~~い。

 

 

これからの季節は、豆乳を使った冷汁がおすすめです。

すり鉢でいりことゴマ、隠し味にピーナツをゴリゴリすって、味噌を混ぜて香ばしくあぶります。

そこに普通なら冷たいお出汁を入れるところを、代わりに冷たい豆乳を少々薄めて入れると、

豆乳のマイルドさが香ばしいお味噌のおいしさをより引き立てます。

薬味に、きゅうり、大葉、みょうがをお好みで!

 

それを、あつあつの、麦ごはんにかけると、あああ、おいしい。暑い夏は毎日たべたいです。

 

今までのコラムでばれているかもしれませんが、そうです。文章書いている私は、食べ物のことを考えるのが好きです。今は豆乳飲みたい気分です。

 

 

豆乳が豆腐の母親だとしたら、兄弟にあたる製品はゆばでしょうか。

加熱した豆乳の表面に張った膜を竹串で引きあげたものが「生ゆば」です。

しっとりやわらかで口あたりも良く、私も大好物ですが、時間が経つと固くなるため、古くより乾燥させて保存食として利用されてきました。

 

自慢の加工製品

 

豆腐といえば、様々な加工製品があることが特徴でもあります。

みなさんは何種類の加工製品が思い浮かびますか?

 

う~~ん、わたしはやっぱり厚揚げが好きです!

厚揚げの黒酢あんかけにはまってます!そんな食べごたえ抜群な厚揚げは、

別名 生揚げ豆腐と呼ばれ、通常木綿豆腐を水切りしてから高温で揚げたものです。

 

当店でも厚揚げはとても人気です!

「上田の絹あげ」は、厳選大豆を高濃度で炊き上げて、大豆の風味を最大限に引き出した絹こし豆腐を、

こだわりの菜種油で丹精込めて仕上げました。木綿豆腐で作った「上田の厚あげ」もおすすめです。

 

厚揚げと比べられるものとしては、うす揚げが思い浮かぶのではないでしょうか。

豆腐を圧縮してうすくした生地を、最初はじっくり低温で揚げて膨張させ、高温で揚げて色目をつけ、風味を良くします。

 

 

「上田の手あげ」は、厳選された大豆と菜種油で、一枚一枚丹精込めて仕上げました。

菜種油の風味がふんわり香る当店の一番人気の商品です。

 

 

そして、豆腐を使用した加工製品として挙げられるのは、「がんもどき」ですね。木綿豆腐を崩し十分に水を切り、つなぎに山芋を入れて練ります。その中に、具としてごぼうや人参などを入れることでいろいろな味が楽しめるのが特徴です。

 

「がんもどき」というと主に関東方面の呼び名ですが、関西方面では「ひりょうず(飛竜頭)」、

「ひろうす」と呼ばれています。当店にも一つ一つ丁寧に手作業で成型したひろうすをご用意しております。

一口サイズの「ちっちゃなひろうす」では、小さなひろうすの中に銀杏が入っています。

 

「特選飛龍頭」には、通常のひろうすの中にユリ根がたっぷり入り、銀杏も入っています。

じゅんわりとお出汁が染み出るひろうすはいつ食べてもくせになる味ですね。

 

さて、今回は様々な豆腐製品についてお送りしましたが、いかがでしたでしょうか。

たくさん種類がある上に栄養豊富でヘルシーなので、食卓にいくつ豆腐製品並んでも良いですね。

 

我が家の今晩と明日の朝のメニューはすでに決まりました。

みなさんも、ぜひいろんな種類の豆腐製品を味わってみてくださいね。

 

 

 

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