2017.10.16
10月なのに暑い日が続くなぁとのんびり構えていたら、急に10度くらい気温が下がってびっくりしています。慌ててアウターを引っ張り出しました。
3日くらい前まで半袖で扇風機の風に当たっていたのに、完全に油断していました。
上田とうふです。
急に寒くなって、冬も目前ですね。2017年も、残すところ2ヶ月半。(今自分で書いといて、もう2ヶ月半か!とびっくりしています。)
あっという間に2018年がきてしまいます。時の流れは早いな〜。
そんな年の瀬が迫る今回は、年末の日本の慣例となっている、お歳暮についてお話ししようとおもいます。
お歳暮の時期になると、私は実家の仏壇の前にたくさんのお歳暮が並んでいたのを思い出します。
子供の頃「いつ開けるんやろ〜?」とわくわくして、開けてみたら洗剤だった時のがっかり感を今でも思い出します。(今となっては洗剤もありがたいなって思いますけどね!)
そんなお歳暮は、私たち日本人にとっては当たり前の慣習ですが、このような文化は海外では稀なようですね。
そもそも年末や夏頃に贈り物が届くのはなんで?
まず仏壇の前に置くのはなんで?
など、疑問がわいてきますね。
私の実家のように、お中元やお歳暮が届くと、まず仏壇(あるいは神棚)にお供えする方は、少なくないのではと思います。(地域性はあるかもしれませんが)
このことからわかるように、日本人の贈り物に関する起源は神様への捧げ物であったと言われています。
その例を挙げるとしたら、例えば農村の収穫祭。
その年の豊作の感謝を神様にお伝えすると同時に、来る年の豊作を祈願するお祭りです。その際に、感謝と願いを込めて、収穫物等を奉納します。
この習わしが日本の贈り物の始まりと言われています。
日本は、古来より「八百万の神」に挙げられるように、どんな物にでも神様が宿ると言われていますよね。
それは物だけでなく人にも言えることで、人もまた神の化身なりと考えられており、その考え方が、お中元やお歳暮の「お世話になった人(神)に贈り物をする」という慣習へと繋がりました。
そんな古くからの由来を知ると、ちょっぴり関心してしまいます。
そして、実家でまずはお供えしていたのも納得できます。
お中元とお歳暮は、お世話になった方への夏と冬への贈り物というのは、みなさん認識はあるとはおもいますが、実は、関西と関東では贈る時期によって、表書きの違いもあったりします。
今回のテーマであるお歳暮は、関東も関西も12月上旬〜20日で「お歳暮」で良いのですが、お中元は違うのです。
我々関西では、7月15日〜8月15日は「お中元」、8月16日〜9月上旬は「残暑見舞い」ですね。
一方、関東やその他地域の一般的な表書きは、7月上旬〜15日は「お中元」、7月16日〜立秋は「暑中お見舞い」、立秋〜9月上旬は「残暑見舞い」です。
細かい違いですが、地域をまたいで引っ越し等をされる方はその点に気をつけないといけませんね。
そんなお中元やお歳暮の文化(というより日本の贈り物に関する考え方)は、
海外の方からすると珍しいみたいです。
海外の方にとって贈り物(プレゼント)は、日本の慣習的なかっちりと決まったものではなく、
どちらかというと、もらえてラッキー!というサプライズ的な考え方がほとんどです。
日本のように、決まった時期に決まった表書きでという習慣はないようです。
日本特有の文化であるお中元・お歳暮ですが、やっぱりもらえると嬉しいですよね。
そして、たくさんのお歳暮を一つ一つ開けていくあの瞬間はいくつになってもわくわくしますよね。
実は、上田とうふでもそんなわくわくお歳暮の販売を開始しました!やったね!
今回、ローソンギフトの「豆腐・豆乳特集」にて、上田自慢の「京都の豆腐セット」が販売されます。
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さて、今回は、日本の贈り物文化についてお届けしました。
贈り物は、贈る側も贈られる側も嬉しいですよね。
わたしも、今年何を贈るか、そして、何を贈られるか、わくわくしています。
みなさんも、今のうちからお歳暮を検討してみてください。
それではこの辺で。