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【お豆通信】 vol.35  10月2日は豆腐の日

2018.09.27

こんにちは!

京都大原野周辺では、黄金色の稲穂がふっくら実り

稲刈りの香りに包まれ、秋を感じる季節となってまいりました。

 

暑い夏が過ぎ、あっと言う間にもう10月です。

10月と言えば…

10月2日は年に一度の「とうふの日」です。

「とうふの日」って何だろう?? って思いますよね(笑)

「とうふの日」はもっと豆腐を食べていただきたいという

思いで作られた記念日なんです‼

 

そこでこの10月2日(火)に本社工場前の直売所では、1000円以上(税別)お買い上げの方に

店内のお豆腐どれでもおひとつプレゼントしちゃいます。

まだ食べたことのないお豆腐にぜひチャレンジしてみてください。

 

昔は今ほどスーパーも多く無く、商店街や小さな市場に買い物に行っていた方も

多いのではないでしょうか。私もよく母と商店街へ買い物に行きました。

その中には一軒のお豆腐屋さんがありました。

お豆腐屋さんでは大きなステンレスの水槽に白いお豆腐がたくさん入っていました。

お店の気さくなご主人が、注文のたびに水の中に手を入れ

出来立てのお豆腐をすくいトレーに入れて売っていた姿が大好きでした。

また、夕方になると車で「ぱ~ぷ~」と懐かしいラッパの音を

鳴らしながらお豆腐屋さんがやってきます。

ラッパの音につられて、母がお鍋片手に走ったことを思い出します(笑)

 

全国の豆腐事業所は昭和45年頃には4万軒もありましたが、平成元年は2.2万軒、平成10年は1.6万軒、

平成20年は1.1万軒、平成28年には7千軒以下と推移。毎年500軒もの事業所がなくなり、

京都でも今では70軒程となっているようです。

昨今、スーパーで手軽にいろいろなお豆腐が購入できるようになりましたが、

昔のお豆腐屋さんでは豆腐を買うだけではない、人と人とのつながりがあったように思います。

作り手の顔が見えて、他愛もない話をしたり、その季節に合った美味しい

食べ方を教えてもらったりというのもお店に通う楽しみだったように思います。

 

上田とうふでは、直売所の前を通りかかったお客様から「とうふののぼり(旗)が出ていたので立ち寄りました。」と、

うれしい声をいただきます。

お店に入ると、スーパーにはない商品に驚かれたり、お得な商品を見つけたりと、

専門店ならではのお買い物を楽しんでいただけている様に感じますし、少しずつですが常連さんも増えてきました。

『また来たよ~!』の笑顔が私たちのパワーになります。

 

これから冬に向け寒くなるとお豆腐、手揚げ、ひろうすのベストシーズンです。

あたたかい湯とうふで体の芯から温まり、豆腐パワーで健康に京都の厳しい冬を乗り切っていただきたいと思います。

 

そこで今回品評会で特別賞の京都市長賞を頂いた‟上田の絹こし‟で作る

つるんとなめらかな京都らしい湯とうふの作り方をお伝えいたします。

 

 

本来”上田の絹こし“は生食用のお豆腐ですので火が強いと崩れてしまいます

やさしくゆっくり火を通すために...

① 湯とうふ用の鍋(保温性の高い土鍋など)に昆布を入れ湯を沸かします。

② しっかり沸騰させたところで火を止めます。ここがポイント

③ やさしくそっと豆腐を入れます。

④ そのまま蓋をして10分待てば出来上がり!

ちょうど芯まで温かくなって食べごろです。

 

上田の《豆腐のおだし》をかけてお召し上がりください。

 

 

直売所では豆腐の原料にも使用している甘くておいしいお豆の販売も始めました。

煮豆以外にも、特別な味噌作りや、蒸し豆にしてお子さんのおやつ等用途いろいろです。

ぜひ10月2日(とうふの日)は、豆腐三昧の一日をお楽しみください(笑)

 

 

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