2020.03.16
そもそも今年の冬は、厳しい寒さを感じる事がほとんどありませんでしたが、ここ一週間ほどは一段と日中の気温が上がりましたね。
この暖冬の影響で、桜の開花時期も記録的な早さになりそうです。
京都も、あと数日で開花しそうな状況です。
そして、あっという間に見頃が終わってしまうのではないかと心配です。
やっぱり、4月の新生活スタートには、桜がないと寂しいですから。
そんな桜の事で、ふと思い出しました。
中学校の英語の教科書です。
そこには、ワシントンに何千本もの桜の木があり、それは日本から友好の印に贈られた、と書かれていたように記憶します。
ってことは、桜は日本の固有種で、アメリカにはなかったのでしょうか。
調べてみると、桜は北半球の温帯で広く見られるようですが、私達がイメージするものに近い品種はアジアに多いようです。
特に日本では、より綺麗な花を求めて盛んに改良が行われた事もあり、多くの品種が存在します。
それとは異なり、実を食用とするサクランボが、西洋では主なのだそうです。
また、日本では、開花時期が農耕の指標となるので田畑のそばに植えたり、その時期が年度の始まりと重なったり、散る姿も美しいとされたりと、日本人にとって桜は昔からとても身近な花でした。
だから、桜は誰もが認める日本を象徴する花となり、友好のシンボルとして贈られたのですね。
そして、そんな存在ですから、日本からワシントン以外にも多数贈られているようですし、それだけでなく、日本からの移民などが植樹することもあったようです
そんな都市をざっと調べただけでも、
ニューヨーク
トルコのイスタンブール
スウェーデンのストックホルム
ドイツのベルリンの壁跡
カナダのトロント
スペインのマドリード
が出てきました。
また、日本独特のお花見文化が同時に定着している所も多く、それとは別に、桜は現地のもので、お花見文化だけを取り入れている所まであるようです。
さて、間もなく開花する今年の桜ですが、新型コロナウィルスの影響で、各地の桜祭りやライトアップなどのイベントが中止されています。
しかし、昼間の拝観そのものを中止する社寺等はないようですし、閉鎖空間の人混みを避けられるのであれば、たまには外出もしたいものです。
豆腐工房うえ田直売所がある大原野は、もともと他の有名な観光地とは違って、隠れ家的なスポットが多くありますので、その要望を満たせるのではないかと思います。
当店に周辺の観光スポット地図のご用意がございますので、それをお持ちになって社寺を巡ってください。
また、このページで、過去に大原野の桜スポットや社寺を紹介しておりますので、各ページも参考になさってください。
お豆通信vol.23 上田とうふまわりの桜スポット
https://uedatofu.com/sys/news/622.html
お豆通信vol.49 金蔵寺
https://uedatofu.com/sys/news/1169.html
お豆通信vol.56 大歳神社
https://uedatofu.com/sys/news/1258.html
お豆通信vol.59 十輪寺
https://uedatofu.com/sys/news/1298.html
お豆通信vol.61 西迎寺
https://uedatofu.com/sys/news/1325.html