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【お豆通信】vol.74 レジ袋有料化

2020.07.01

 

容器包装リサイクル法の関係省令が改正され、本日7月1日よりレジ袋の有料化が実施となりました。

 

つまり、商品を購入した際に店舗で入れてもらっていたプラスチック製の手提げ袋が、今日からタダではもらえないって事です。

 

この法律は、プラスチック製品を大量に消費することによる、環境への負荷を減らすために制定、また改正されたものです。

 

具体的には、プラスチック製品を焼却した際に発生する二酸化炭素によって地球温暖化が進むことが懸念されたり、

投棄された際には海洋でマイクロプラスチックの蓄積や、それを生物が摂取、また食物連鎖によって濃縮され、健康に被害を及ぼすことが考えられるからです。

 

これらは、まだまだ研究途上であり、断言できるものではないようですが、

プラスチック製品を使わないようにすることによる技術革新もありますし、一定の意義があるのでしょう。

 

                              

 

 

てか、法律ですので、順守するのみです。

 

ですから、これからはエコバックをいつも持ち歩かなければなりません。

 

そうです、プラスチック製レジ袋を買えば良いって法律ではなく、できるだけ使わないように協力してねって法律なのです。

 

正直、私達もレジ袋にお金をいただくのは申し訳なく感じますので、マイバックをお持ちいただけると大変助かります。

 

これまで自治体によって様々でしたが、一定程度の方がマイバックを持つことに慣れていらっしゃるのではないでしょうか。

 

京都市では、平成19年にレジ袋削減協定、平成27年にはレジ袋有料化努力義務規定と、

条例により食品スーパーや商店街でのレジ袋有料化が取り組まれてきました。

 

地域格差はあるでしょうが、各地でこのような取り組みが行われていましたので、レジ袋が有料という場面に遇っても驚く方は少ないでしょう。

 

とは言っても、これからはコンビニも、ドラッグストアもホームセンターも、全ての小売店でプラスチック製レジ袋が有料になるのです。

 

更に、もっと厳しい自治体もあります。

全国初の条例が、京都市のお隣の亀岡市で来春施行されます。

 

その条例では、たとえ有料であってもプラスチック製レジ袋の提供を禁止しています。

 

ただし、紙袋や生分解性袋であれば、有料のみ配布可能となっています。

 

ここで出てきたので触れておきますと、今回話題にしている容器包装リサイクル法でも、この紙袋や生分解性袋等は無料提供を禁止していません。

 

紙袋は一目瞭然ですが、見た目にプラスチック製でも提供可能なものがあるのです。

プラスチックフィルムの厚さ50㎛以上の袋、海洋生分解性プラスチック100%の袋、バイオマス素材25%以上配合の袋が、その対象です。

 

難しくて何のことやらですが、繰り返し使用可能であるか、そのまま廃棄されても微生物によって分解されるか、

又は、焼却の際の二酸化炭素の排出量と同等以上の二酸化炭素を原料が吸収していたか、その何れかを満たせば今後も無料提供しても良いと、容器包装リサイクル法にあります。

 

しかし、各企業や団体は、亀岡市に近い取り組みを目指しているようです。

今後、その何やら難しい袋を目にする機会が増えてくることでしょう。

 

 

上田とうふでは、プラスチック製レジ袋の在庫が多くありますので、しばらくはそれを有料で提供してまいりますが、

環境負荷の少ない袋へ変更した上で有料提供させていただく方向で考えております。

 

 

冒頭でも申しましたように、エコについては様々な考えがあります。

お客様のご意見なども伺い、エゴになってしまわないように取り組んで参りたいと思います。

 

 

そして、豆腐工房うえ田直売所では、今日もニコニコといつも通りの笑顔で、お客様のお越しをお待ちいたしております。

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