2021.11.01
先月中旬から一気に気温が下がり、すっかり秋めいてきました。
秋になると人は動きたくなるようで、このところ大原野へお越しの方も、増えてきているように感じます。
この季節、同じように活動したくなるのは人間だけではないみたいです。
真夏には、人もクーラーの効いた部屋でじっとしていたように、虫たちも何処か涼しい所でじっと耐えていたのか、少し気温が下がってくると一気に姿を現しますよね。
赤とんぼが飛んでいるのを見たり、コオロギの鳴き声を聞いていると癒やされます。
しかし、食品工場にとっては歓迎できない虫たちも多くいます。
また、ネズミのような小動物も私達の工場には、絶対に入ってきてもらいたくないものです。
そこで、上田とうふではアース環境さんと契約し、防虫防鼠をお願いしています。
アース環境さんには定期的に来ていただいて、忌避剤散布や設置、糞や死骸がないかの細部にわたる目視と調査、そしてもしも痕跡の発見に至った場合は駆除をしてもらいます。
この取り組みは、数多く行っている食の安全のための一つです。
今年の春から、HACCPの考え方に基づく食の安全管理が義務化されましたが、上田とうふではずっと以前から行っています。
一つ一つはさほど難しくない事も多いのですが、毎日欠かす事なく実行し、全てを記録して管理するのはけっこう大変です。
従業員の健康・衛生、機器の衛生、設備の衛生、原料の品質・衛生、製品の安全・衛生、その全てに細かい項目があります。
それらを網羅した上で、上田とうふでは更に独自の厳しい基準を設けて管理をしています。
元々が細かく分類された項目をもっと細かく項目分けしたり、温度や点検頻度等はより厳しい数値に変更しています。
先程の防虫防鼠についてもそうですし、従業員の検便や、水質検査、商品の菌検査、金属探知機の導入、多くを独自基準で厳しく管理しています。
こうして、安全が満たされてこその製品の美味しさだと考え、実行しておりますので、安心して上田のお豆腐をお召し上がりください。
さあ、気持ちの良い季節に誘われてムズムズしているあなた、素晴らしい景色と社寺を楽しめる大原野へ、美味しいお豆腐の直売所がある大原野へ、お越しくださいませ〜