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【お豆通信】vol.107 原油高

2021.12.01

先週の雨を境に季節が一歩進んで、気がつけば日中も寒い寒いと言ってしまっています。

もう昼間でも暖房が欠かせない気候になりました。

 

しかし!
このところの原油価格高騰で、ストーブを焚くのはもうちょっと我慢しよう、って方も多いのではないでしょうか。

そうなると、体調を崩しがちになって感染症にかかっていまうリスクも高まるのではと心配です。

それに、このところ車での観光に出られる方が戻ってきたのに、ガソリンが高いからやめておこう、なんて事になるのも困ります。

そんな状況にあるのに、先日OPECは原油の追加増産はしないと決定しましたね。
また経済活動が急激に低下する恐れがあると、表向きの理由が公表されていますが、

一部の国や人の利益を優先していなかいと、疑ってしまうのは私だけでしょうか。

そんな事を考えてしまうのも、豆腐屋を営んでいくのに欠かせない物が、次々と値上がりしていくからです。

大豆を炊くには、先程からお話をしている燃料が欠かせないのは勿論、石油を原料とするあらゆる包材が値上がり。
それに、その他の原料についても、製造過程での燃料代と輸送コストが上がっているので、

値上がりしないものは無いと言っても過言ではないくらいです。

 

また、石油高と同じくコロナの影響もあって、穀類も生産調整からの供給不足で、今年になってからそれらを

原料とするサラダ油の高騰が、えげつないんです。

豆腐屋としては、サラダ油の値上がりが本当に痛いんです。

家庭用品についても、この12月から値上がりする物が多くあります。

消費者の方々にとっても、我々製造業者にとっても、ダブルパンチ、トリプルパンチ、

いや、ケンシロウにアチョチョチョチョーとパンチをくらっている様な感覚です(笑)

 

すみません、笑ってはいられません。
このままでは私達からもパンチを出さなくてはならなくなります。

 

 

 

 



政府は、本来の目的が災害時用の石油備蓄を放出することを決めましたし、ガソリン税の軽減も

法律に基づいて行われる可能性が出てきました。

 

しかし、その効果はどれ程のものか分かりません。

 

 



産油国の増産を祈るだけではなく、我々も節約し、なんとか努力して乗り切ろうと考えております。
それでも皆様へのご協力もお願いしなくてはならない際には、ご理解をお願い申し上げます。

 

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