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【お豆通信】vol.124 線状降水帯

2022.09.01

 

 

連日の猛暑日からは抜け出しましたが、まだまだ暑い日が続いております。

 

せめて朝晩だけでも、もう少し涼しくなってくれないものかと思います。



窓を開けて寝ると、暑くて眠れない。
クーラーをかけっぱなしで寝ると、なんだか体がだるい。

こんな体調の人が多いと、いつまで経っても流行病も落ち着いてくれないでしょうから、真夏日、熱帯夜の日々が早く終わって欲しいです。



体調だけでなく、猛暑が影響していると考えられる事は、いろいろとありますね。

その中でも線状降水帯は、最近になって特に気になります。

 

 

 



この線状降水帯は、積乱雲が次々と発生し限られた地域を通過又は滞在して、長時間に渡り強い雨が降り続く気象現象です。

積乱雲による雨ですから、当然この猛暑が頻発の原因の一つになっているのでしょう。

 

 

 

 



では、この線状降水帯という言葉ですが、昔は聞いたことがないと思っていましたが、1990年代には研究により、その現象が指摘されていたようです。


私の感覚では、5年ほど前から使い始められた言葉かと思っていたのですが、けっこう前からあったのですね。

先ほども触れた流行病も同じですが、昔から、あるにはあったけど知られていなかった。

又は科学の進歩によって解明されるようになったという一面もあるのかも知れません。

現に、気象衛星ひまわりが打ち上げ、運用されるようになった頃は、白黒の画像が3時間遅れで地球上に

届くというものだったと記憶しています。

それが、今では2分30秒毎の更新で、解像度も飛躍的に上がっています。

 

また、地上での気象観測地点も多くなり、収集するデータ量は増え質も向上しています。

こういった事は、あらゆる分野で起こっていて、豆腐も同じようなことが言えると思います。

大昔から豆腐の凝固に使っていたにがりですが、思い通りに固めることが難しく、職人の経験と勘だけで温度や分量を加減していました。
それが、今は研究と技術革新が進み、毎日品質が一定の商品が作れるようになりましたし、更に味は昔よりも美味しくなっていると感じます。

 

 

そして、研究は今日も全国の豆腐屋で続いていて、上田とうふも他よりも一歩でも抜きに出たものをと、日々がんばっております。

 

そのがんばりが報われて、気が付けばいつの日か豆腐工房うえ田直売所の前に、次々と人の列が発生し開店直後から閉店まで長時間に渡って、

強い購買意欲のお客様が続く現象が起きる事を、寝苦しい夜に夢見ております。

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