2022.11.01
長岡京市にある光明寺と、京都市にある上田とうふ、実はご近所さんなんです。
いつも、上田とうふから最も近い社寺として善峯寺を紹介していますが、
それとは逆の方向へ同じ距離ほど進むと光明寺があります。
上田とうふと同じ大原野にあるのと、善峯の名を冠した商品も作っておりますので、
どうしても善峯寺を取り上げることが多くなりますが・・・
たぶん今後も。
それと、もみじの名所であることも善峯寺と光明寺は共通しています。
だから、たぶん今後も。
さてさて、前置きはこれくらいにしまして。
前回のブログの中でも触れた平安京ですが、その前の僅かな間でしたが、都が置かれた長岡京に光明寺はあります。
創建はその平安京からはもう少し後の時代、1198年に熊谷蓮生法師が御堂を造立し、
その師匠である法然上人から「念仏三昧院」の寺号を頂いたのが現在の光明寺です。
その法然上人が80歳で入滅された時、御遺骸は東山に埋葬されましたが、
比叡山の僧により破却が企てられたため、一時的に太秦へ石棺を隠したとされています。
その後、この石棺から光明が放たれた先に、念仏三昧院(現在の光明寺)があったため、
この地で火葬され埋葬されています。それが光明寺の由来となりました。
その歴史と共に、光明寺には重要文化財の観音像や絵図、有形文化財の御堂など数多くあり、参拝に訪れる方が絶えません。
そして、それ以上に足を運ぶ理由は、予備知識などなくても誰もが感動する景観でしょう。
特に紅葉の時期は、沢山の方がお見えになります。
今年は、ここ最近の冷え込みから、美しい色付きが期待できそうです。
11月15日から12月4日には、紅葉特別入山も催されますので、ぜひもとお越しください。
それと、最初に言いましたよ。
豆腐工房うえ田直売所は、すぐ近くですからね。