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【お豆通信】vol.132 鬼

2023.01.16

 


師走からお正月まで、あっという間に過ぎ去り、1月も半ばとなりました。
そして、1月が終わるともう節分です。

 

 

 

 


節分といえば鬼。ですから今回は上田とうふの大女将について・・・、
いやいや、鬼について書いてみようと思います。


鬼の姿は、頭に角が生えて虎柄のパンツ。
誰もが知っているけど、誰も見た事はない。
つまり、姿かたちの無い疫病や、数多くいる山賊海賊、その他凶悪な奴等をわかりやすい姿に

作り上げたものが鬼とされてきました。



そのヒントとなったのが、鬼門の北東を十二支で表す丑寅の方角とされています。
丑(牛)が持つ角と、寅(トラ)の柄。
とてもわかりやすいですね。だから定着したのでしょう。

 


鬼の言い伝えは日本全国に存在しますが、やはり京都にもあります。

中でも京都府の北部、大江山の鬼伝説は有名で、そうなったのも全国的に見ても早くから観光資源として

鬼をアピールしたからのようです。

 


昔々、政権に背いて悪事を働いていた酒呑童子を、そのアジトのある大江山へ

源頼光が退治に行ったというのが、その伝説のようです。



でも、そんな昔の話ですから、諸説ありまして、中には丹後の大江山ではなく、大枝山であるという説もあります。

その大枝山は、上田とうふのある大原野の隣町です。
つまり、京都市の西の端っこに位置します。

酒呑童子が、京の都で夜ごと人をさらうという伝説からすると、丹後の大江山では遠すぎる気もしますので、

納得もできます。

 


しかし、前記の方が有力説で、その説の続きでは、退治した酒呑童子の首を大江山から持ち帰ったのですが、

大枝山で急にその首が重くなって動かせなくなったので、その地に埋葬したとあります。

それが、今も首塚大明神として残っています。



人がほとんど近づかない場所なので、怖がりの私は首塚を見に行く事はおすすめしません。
ですが、丹後の大江山の方は楽しく観光できますので、是非その伝説に触れに行ってみてください。

 



そして、節分といえば、上田とうふでは毎年恒例の立春大吉豆腐です。

 

 

 



真っ白い豆腐を食べて厄払いをなさってください。



2月3日の節分には、大原野神社にて無料接待、販売は1月末からを予定しております。
豆腐工房うえ田直売所、豆腐工房うえ田御所南店へ是非お越しください。

 

 

 

 

立春大吉豆腐の意味については、このブログで過去に紹介しておりますし、店頭にしおりもご用意いたします。

また、詳しい販売日など、電話でのお問合せには、ごく稀に大女将も対応いたしま~す。

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