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【お豆通信】vol.134 ひな祭り

2023.02.16

 

年が明けてから節分まで一瞬で駆け抜け、もうお雛様を飾らなければという時期になりました。

ぼんやりしていたら、また気がつけば年末なんてことになってしまいそうです。

私のような者はそれでもいいでしょうが、未来のある子供達には、きちんと節句のお祝いをしてあげたいものです。

 


昔は、幼い子供が亡くなってしまうことが多かったので、健やかに育ってほしいと願う行事ができ、

特に体調を崩しやすい季節の変わり目など節目節目に、度々祈ったようです。


そして、その多くが今日まで受け継がれてきました。

ひな祭りもその一つで、旧暦の3月3日に行われていたので桃の節句とも呼ばれています。

 

 

 

 



雛人形の印象と、可愛らしい桃の花のイメージとは違い、その起源は厄除けだったようです。

今も残っている地域もある流し雛がそれで、藁などで作った人形(ひとがた)を川に流すのが始まりだったようです。

この人形(ひとがた)に、子供の身代わりとして災いを移し、遠くへ流し去ってしまうという意味で行われました。

 


これとはまた別に、平安貴族の女の子の人形遊び(ひな遊び)があり、これらが結びついて江戸時代には

現代のように雛人形を飾る、ひな祭りに変化していったようです。


そして、雛人形を早く片付けないと嫁に行き遅れる、との言い伝えは、元々の人形(ひとがた)を流すことに由来しています。

子供の身代わりとなって災いを背負った人形が、いつまでも目の届くところにあると、

またその災いが子供に降りかかるとの考えからだそうです。

 

 

 

う〜ん、なるほど。
この歳になるまで、そんな意味まで考えたことがありませんでした。

そして、先程も書きましたように、ひな祭りの始まりは平安貴族の遊びでもあります。

平安京で培われた京人形を見に、京都へいらっしゃいませんか。

宝鏡寺では春の人形展が、このひな祭りから始まります。
舞や雅楽のイベントは今年も中止ですが、優雅な人形をご覧いただけます。

http://hokyoji.net/event

この宝鏡寺は、京都御所の北西、堀川寺之内を東に入ったところにあります。

 



あれっ!と言うことは、手あげバーガーで有名な豆腐工房うえ田御所南店も、そう遠くはないですね!

 

 

 


京都市内の移動は、市バスが便利で〜す。

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