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【お豆通信】vol.154 お正月の遊び

2023.12.16

 

 

も〜い〜くつ寝〜る〜と〜お〜しょ〜お〜が〜つ〜

 

 

 


いまどき、凧をあげたりコマ回し、羽根つきをして遊んでいる子がいるのでしょうか。

 



55歳の私が子供の頃は、まだまだ普通にやっこ凧が売っていましたし、わずかですが自分で作る子もいました。



やっこ凧は、竹ひごの骨組みに紙が張ってあるので、プラスチック製の洋凧と違って

左右のバランスが取りにくかったですね。


そのため、新聞紙を足のように付けて、微妙に左右の長さを変えて、まっすぐ上がるように調整していました。

 


でも、これがあげている間に破れてくるんです。


新聞紙は切れやすいので、風にあおられてちょっとした裂け目ができると、

みるみる広がっていってちぎれてしまいます。



ちぎれた足がヒラヒラと飛ばされていくと同時に、やっこ凧の方はバランスを崩して、

クルクル回りながら墜落です。


そんな時は必ずと言っていいほど、やっこさんの頭の方から地面に叩きつけられ、破れてしまいます。



それを抱えて家に帰って、絆創膏のようにやっこ凧の破れた頭に紙を貼り、新聞紙の足も継ぎ足して、またあげに出かけます。



すると、今度は頭の絆創膏のせいで、よりバランスが取りにくくなって、

更に左右の足の長さを変えることになります。

 

 

 

 



なんだか随分と不自由な遊びのように今の子なら思うかもしれませんが、楽しかったな〜。



強風の時なんかは、勢いよく出ていくタコ糸で手を切ることもありましたが、楽しかったな〜。

 



コマでもよく遊んでいました。

 

 


ただ地面で回っていても面白くないので、手に乗せて遊びました。

木のコマに鉄を巻いてある物がよく回るので、それを好んで使っていましたが、

重いので手のひらに穴があいてしまうこともありました。

 


でも楽しかったな〜。

 

 

 

 

 



半世紀も前とは子供の遊びも変わりましたが、相変わらずお正月を楽しみにしていることは、

今も変わらないでしょう。

 



そして、今回は密を考えなくてもいい久しぶりのお正月になります。


というか、京都の秋の行楽を見ていると、まるで密を求めているかのようでした。



ですから、小さなお孫さんからご高齢のおじいちゃんおばあちゃんまで、皆んなが集まれそうですね。



そうなると、はご板で羽根つきではなく、背中に羽根を付けて田舎へひとっ飛びで帰りたいところです。
でも、実際に羽根が生えるのは諭吉様だけになりそうですね。

 

 



最後に、とうふ工房うえ田の年末年始営業のお知らせです。

 



30日まで通常営業
31日から3日まで休業
4日初売り


とさせていただきます。

 

 

 

 

 



どうぞ良いお年をお迎えください。

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