2024.03.16
何か大袈裟なタイトルですが、いつも通りのブログです。
京都の桜の名所、と書こうと思ったのですが、京都全体が桜の名所ではないかと気づき、こんなタイトルにしてみました。
さて、3月に入ってからしばらく寒い日が続きましたが、月半ばにさしかかり暖かくなってきました。
どうやら、このまま春に向かっていきそうですね。
そうなると、桜の開花も進んでくるでしょう。
そして今年も、早く咲いて早く散ってしまいそうなので、お花見の計画を急がなくてはいけません。
私が若い時は、何と言っても円山公園でした。
当然今も人気のお花見スポットですが、若い頃はそういう賑やかな所へ好んで行っていました。
嵐山にも、それと同じ理由でよく出かけました。
要するに、ナンパも目的のひとつってことです〜。
これら清水から祇園辺りと、嵯峨、嵐山地域は、全国的にもよく知られ、年中観光客の多いエリアですが、
それだけ見応えも見所もあるということですので、桜の時期にも是非お越しいただきたいところです。
それから、近年インスタグラムなどの広がりから、よく取り目にするようになったと感じるのが、
蹴上のインクラインです。
水運と発電、水道水のために、琵琶湖から引き込まれた人工の川、琵琶湖疏水が京都に入ってくる所で、ここの桜は絵になります。
また、この流れを辿って遠く伏見まで下だると酒蔵をバックにお花見を楽しめます。
そこから更に下だって淀を越えた背割堤も、かなり良い写真が撮れますよ。
そして、淀と言えば秀吉の愛した女性。
その秀吉が愛した花と言えば、醍醐です。
秀吉が開いた醍醐の花見の宴は、超豪華であまりにも有名です。
ですから、ここもおさえておきたい所ですね。
あー、どこに行こうか迷ってしまいます。
・・・、そうだ!
今年は、紫式部にもゆかりのある地でお花見をしよう!
紫式部が愛した大原野神社には、千眼桜と呼ばれる木があります。
この桜は、満開の時期が短いので、運良く見ることが出来ると千の願いが叶うとされています。
また、その近くに2種類の桜が咲いている、小さなお店があります。
そのうちの一つは、桜の葉を練り込んだ香り豊かなお豆腐です。
もう一つは、桜の花麩をあしらったひろうすで、こちらは目で春を感じてください。
最後は、桜の特集ならぬ特殊になりましたが、上田とうふも桜の名所に入れていただき、
京都でのお花見を存分にお楽しみください。