2024.05.01
私が子供の頃は、我が家にはなかったものの、毎日歩く通学路だけでも、
こいのぼりを上げている家が何軒かありました。
今の子供達は、こいのぼりという物を知ってはいても、家で上げるという認識は、ないかもしれませんね。
町おこしなどのイベントで、両岸から川をまたぐようにロープを張るなどして、
こいのぼりを上げている光景や、そういう映像でしか目にすることがなくなっているでしょうから。
求める人と、それに応えて集客しようとする団体があるからですが、今は映えスポットとして
こいのぼりを活用しているように思います。
私もこういうスポットにはよく足を運び、写真を撮ってインスタにアップするなどして楽しんでいます。
ですが、本来の意味である、勢いのある鯉の滝登りに例えて、子供の成長を願う行事であることは、
伝えていきたいものです。
今の日本では、環境、衛生、栄養面、それに医療の発達によって、
子供が健康に成長する方が当たり前と、つい思ってしまいがちです。
でも、いつ大災害や戦争に巻き込まれ、子供の成長を阻む社会環境に逆戻りするやもしれません。
災害については、いくら祈っても避けられないこともあるでしょうが、戦争はみんなが願えばなくなるはずです。
ついにこのブログで世界平和まで語っちゃいましたよ〜。
つまり、願うことは大事だと思いますので、映えだけでなく、本来の意味も考えて
こいのぼりを楽しみたいものです。
さて、上田とうふがある京都西山にも、こいのぼりの映えスポットがあります。
大原野の隣町、長岡京市の下海印寺西条付近では、川沿いの遊歩道にこいのぼりを上げています。
このゴールデンウィークは、何十ものこいのぼりが風を受けて泳ぐ姿を見に、
こちらへ出かけられてはいかがでしょうか。