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【お豆通信】 vol.13 寒い季節はお鍋を楽しもう!

2017.11.01

遅めにきた台風が過ぎ去り、ようやく空気も冬のにおいがし始めましたね。

連日雨が続いたせいか、久しぶりの太陽に眩しさを感じます。

そろそろ冬支度をと思い、私は最近新しいニットを買い、家ではホットカーペットを解禁しました。

みなさんはなにか、「冬」を解禁しましたか?

 

……なんだか、小噺でも始まりそうな文章になってしまいました。

 

そんな、冬の小噺を始めてしまいそうな今回は、こちらも冬の大定番、「お鍋」のお話です。

やった〜!やっとご飯の話だ〜〜!!!と喜んでくだっさっている皆様、お待たせいたしました。

これを読んで、是非今日の晩ご飯はお鍋にしてください。

私も、まだお鍋を解禁してないので、早速今晩解禁しようと思います。

 

 

鍋料理の歴史

 

鍋料理が日本で広まったのは、明治時代になってからだと言われています。

富国強兵制度がとられるようになり、それまで禁止されていた肉食が推奨されるようになりました。

そのため、牛肉を使った牛鍋が各地で食されるようになり、鍋料理の文化が広まっていきました。

もちろん、それより前の江戸時代には囲炉裏を囲んで鍋をつつくこともありました。

さらにさかのぼって縄文時代には、土器が使われるようになってから食材を水で煮たものが食されることもありました。

それが今のような日常的な『お鍋』として広まったきっかけは明治時代の牛鍋からと言われています。

 

 

そんな鍋料理も、ここ数年で種類もだいぶ増えてきましたね。

定番のちゃんこ鍋や水炊き、もつ鍋などに加えて、最近人気の豆乳鍋にトマト鍋、カレー鍋などなど。

現在、日本においての鍋料理は、100種類にもなると言われています。

ここまで種類が広がったのも、なんでも美味しく頂けるという性質をお鍋料理は持っているからですね、きっと。

ちなみに私は一時期ずっと豆乳鍋ばかり食していました。

まろやかな豆乳とお出汁を混ぜて、味噌と醤油でコクを足し、そこに野菜やお肉、豆腐にお揚げを入れてぐつぐつ。

はあ。想像しただけであったかくなります。

 

 

京都の鍋料理といえば。

 

さあさあ、前置きは良いから美味しそうな料理写真がほしいって??わかりました。

今回は湯豆腐です、ドーーーーン!

 

 

 

 

以前の記事でもご紹介させて頂いたとおり、豆腐(や大豆製品)は肉や魚を食さない禅宗において、

貴重なタンパク源として重宝されておりました。

その中でも湯豆腐は、底冷えする京都において、体の内側から暖める料理として親しまれてきました。

 

作り方はいたってシンプル。

 

昆布で出汁をとり、お好みで塩もしくはうすくち醤油で味を締めて、

お好みのお野菜と主役の豆腐をふつふつ煮れば、出来上がり。

しかし、シンプルだからこそ、各々の素材をどれだけこだわっているかがわかる一品です。

 

上田とうふでは、湯豆腐にするのにぴったりな『鍋豆腐』『湯豆腐』『京にがり』『善峯京とうふ』がございます。

ぜひお試しください。

また、どんなお鍋にもお揚げをお忘れなく!

『上田の手あげ』『匠手あげ』を油抜きはせずにたっぷりと入れて頂きますと、お鍋の味がグンとアップします。

 

 

さて、今回はお鍋について紹介しました。

是非みなさんも、寒い冬を、暖かいお鍋で乗り越えてください。

我が家は湯豆腐で暖まります。それではこの辺で。

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