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【お豆通信】vol.184たけのこ

2025.04.16



たけのこニョッキニョッキニョッキ

と、ゲームのように我先にと出てくれればいいのですが、今年のたけのこは不作です。

地域差があると思いますが、上田とうふのある京都大原野では、

「今年は」どころか近年豊作というのを聞いていない気がします。

たけのこは、1年毎に豊作と不作を繰り返すもので、それを表年、裏年と言っていました。

でも、その言葉も当てはまらないくらい、以前のような豊作がなくなってしまったように感じます。

この辺りのたけのこは、アクを少なく香りを良く柔らかくするため、1年間たいへんな手間をかけて作ります。

たけのこは、日光が当たると変色するので、早朝に収穫します。


その中で、収穫する物と竹として残す物とを見極めます。


残した竹は、成長しきる直前に竹先を落とします。


新しく竹を増やした分、古い竹から伐採していきます。


そして、広い竹藪全体に藁を敷き、その上から土をかけていきます。



竹が生い茂った藪の中から、たけのこや伐採した竹を運び出したり、

 

大量の藁や土を持って入ったり、かなりキツイ仕事です。

 



それだけ苦労をして竹藪を手入れしているのに、不作になった年の農家さんの落胆はかなりのものでしょう。



これも地球温暖化の影響なのでしょうか。



他の農作物についても、近年は不作になることが多くなっているように感じます。

それは、日々スーパーなどで買い物をしている値段で知ることができます。

あらゆる物の値段が上がったので、農作物もその影響を受けているのかとも思いましたが、

急に暖かくなって露地物の供給量が増えた物は、一気に値段が下がりました。

やはり気候の影響なのでしょう。

しかし、これはこれでまた農家さんは苦しくなってしまいます。

なかなか上手くいきませんね。

また、値上がりの理由にいま一つ納得がいかないお米。

どないなっとんねん!

施策に失敗しても反省すらしない政府さんには、たけのこニョッキのように罰ゲームを課さないといけませんね。

例えば、上田とうふの たけのこひろうすを国民に配るとか〜(笑)

 

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