オンラインショップ

お問い合わせ



news
新着情報

【お豆通信】vol.187あじさい

2025.06.01

 

 

今年もまた雨の季節がやって来ましたね。

 

と言っても、例年通りではなく日本列島で最初に梅雨入りしたのは、九州南部でした。

 

気象については、例年通りにならないことが近年多くて、梅雨の雨の降り方も変わっているように感じます。

 

車のワイパーも効かないほどの強い雨が降り続く、というようなことが少なくありません。

 

こんな降り方をされると、日本独特の感性である風情も感じられませんね。

 

傘をさせばしのげる程度の雨なら、カエルの声を聞きながらあじさいを楽しむことも出来るでしょうに。

 

さて、そのあじさいですが、梅雨によく合っていると雰囲気だけで思っていましたが、

 

理由があるのではないでしょうか。

 

 

例えば桜だと、咲いている様子はとても綺麗ですが、雨が降り出すと散ってしまうのではないかと

 

残念な気持ちになってしまいます。

 

でも、あじさいなら少々の雨や風でも、そんな心配はありませんよね。

 

それは、桜に代表されるような多くの花は、花びらが綺麗に開き散っていく。

 

その際、花びらが散ってもガクは残っています。

 

一方、あじさいですが、通常の花と呼ばれるものは中心のごく小さな部分で、

 

大きく毬状に開いているのはガクです。

 

ほらね、少々の風雨でも散らないわけですよ。

 

それと、あじさいは土壌の性質によって色が変わると言われています。

 

しかも、1本の木でも違う色の花を付けることもあります。

 

また、咲いてからも紅葉するかのように、赤く変化することもあります。

 

このようなことから、あじさいは移り気と例えられるようになりました。

 

そしてこの時期の雨は、よく言われる秋の空ではないですが、いつ降り出すか分からないので、

 

移り気と例えられないでしょうか。

 

こんなことから、あじさいと梅雨がピッタリくるのかなぁと、私は考えました。

 

これに似た物で、味菜とつゆがありますよね!

 

美味しいお惣菜と美味しいつゆ。

 

蒸し暑い日に、美味しい冷奴と美味しいだし醤油。

 

 

かなり強引でしたが、善峯寺であじさいを楽しんだ後は、

 

とうふ工房うえ田直売所で冷奴と豆腐のたれをセットでお試しください。

 

 

 

 

一覧に戻る