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【お豆通信】 vol.18 世界のお正月とお年玉事情

2018.01.16

2018年になってから、もう2週間も経ちました。

そろそろお仕事や学校の生活に気持ちが戻ってきたころでしょうか。

 

私も新年になってからしばらくゆっくりと休みました、、と言いたいところですが年明けから上田とうふは大忙しでした。

年末は30日まで製造を行い、2日からまた製造開始です。お正月らしいことはあまりできませんでした。

しかし、これもみなさまにおいしいお豆腐をお届けするため!

この年末年始も喜んでいただけるようにと気持ちを込めてお豆腐づくりに励みました。

 

唯一お正月らしいことといえば、おせちとお雑煮を食べて、親戚の子どもたちにお年玉をあげたことくらいでしょうか。

ほのぼのしたお正月というよりも、普段の休みとあまり変わりはありませんでしたが、

日頃なかなか会えない親戚たちと同じテーブルを囲み、ワイワイと近況などを報告しあえたので良かったです。

 

 

そんなお正月を過ごしながら、他の国のお正月はどんな風に過ごすのか少し気になりました。日本のようにお年玉を贈る文化はあるのでしょうか。

調べてみると、台湾・韓国・ベトナムなどに日本のお年玉に似た文化があるようです。

 

 

台湾ではお年玉は紅包(ホング・バオ)と呼ばれ、旧正月に贈るようです。

日本では大人が子供にというのが通常ですが、紅包は子どもに限らず、働いている子どもが両親に、あるいは会社の上司が部下に、また近所の人や普段お世話になっている人に贈るみたいです。

たくさんの人に配るとなると、けっこうな金額が必要になりそうですね。

 

渡す相手との関係性により金額は異なり、両親へ渡す場合だと6000元(約10万円)になると、親孝行だとみなされるようです。

その他、「新札を使う」「縁起のいい言葉を封筒に書く」などいくつかルールがあるようです。

「どうしてもお金がない!」なんて時は、代わりに宝くじを入れてもいいそうです。でも、期待して開けてみて宝くじが入っていると少しがっかりですね(笑)

 

 

 

また、韓国ではお年玉のことを、세뱃돈(セベットン)と呼びます。

子ども達は、必ず「セベ」という敬礼をもらう相手に捧げた後に、やっとセベットンをもらうことが出来ます。

「セベ」とは深いお辞儀のようなもので、心身を新たにし、新しいスタートを誓う意味で目上の人に挨拶を行う風習です。

お年玉をもらうために大人に近づきセベを行います。

お年玉をもらうために行儀よくしたり、大人にジリジリと近づくのは日本と同じかもしれませんね(笑)

 

 

 

ベトナムにおいてはお年玉のことを、北部ではMừng tuổi(ムントゥオイ)、南部ではLì xì(リーシー)と呼ぶそうです。

ベトナムのお正月も旧暦で祝います。その際、スイカを食べるそうですが、果肉の赤い色は縁起が良いとされています。

また、自宅前にお花を飾る文化もあるそうで、お正月が近づいてくると街のあちこちで花市が出店されるそうです。

 

少し外国のお正月を調べただけでも、国ごとに様々な文化があり面白いものですね。

風習に違いはあっても、新年を新たな気持ちで迎え、今年も一年頑張ろうという気持ちは万国共通!

新たな気持ちを胸に、世界中の人々にとって良い一年になるよう願っています。

と、少しスケールを大きく語ってしまいましたが、上田とうふに関わってくださる皆様の健康と幸せを願い、今年も努めてまいりますのでよろしくお願いいたします!

 

では、本日はこのへんで。

 

 

 

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